2018年おとぎく大賞

2018年おとぎく大賞を発表します。

アーティスト: Deep Purple
タイトル: Infinite

ちなみに 2017年の発表がなかったので、この2年間で最高のものです。
しかもおとぎく大賞初のアルバム受賞。

リッチーやジョンがいない、少し寂しい状況ではあるものの、元気に渾身の一作をリリースし、2018 年には来日もありました。
バンドとして色々ありましたが、50 年間の活動に敬意を表して大賞に決定!

2018-12-31 Hard Rock Trackbacks::0 Comments::0

Van Halen - Hot for Teacher

久々の更新、お待たせしました。

これを聴け!

アーティスト: Van Halen
タイトル: Hot for Teacher

カッコいいハードロックといえばこの曲である。大御所バンド Van Halen にはデイブ・リー・ロスとサミー・ヘイガーという二人のボーカルの時代がいたが、おとぎくはよりアクが強くブルース感のあるデイブ派だ。

この曲 Hot for Teacher はアルバム "1984" に収められた激しく痛快な曲である。ツーバスのドラムにエディの超絶ギター。それにデイブのセクシーな歌い回しが混じり合う。アルバム 1984 自体も Jump など良曲がつまった名作。

抜けたトーンのギターを自由奔放に弾きながらステージを右から左に走り回るエディがカッコいい。

2011-05-13 Hard Rock Trackbacks::0 Comments::0

Aerosmith - Dream On

最近はメジャーでない人たちの演奏をいくつか聴いた。
それは小さなクラブや路上の弾き語りなど様々だった。
いずれどこかで話したいと思うが、スタイル、年齢、性別、、、など様々だが、それぞれ頑張って演奏していることに変わりはない。

そうした全てのプレイヤーに贈る。これを聴け!

アーティスト: Aerosmith (エアロスミス)
タイトル: Dream On (ドリームオン)

ハードロックのバラードに良曲が多いのはなぜだろうか。
エアロスミスも下品なロックに紛れて、たまに絶品の正統派バラードを出す。

夢を見続けろ。

1973年から歌い続けられているストレートなメッセージは少しも陳腐化せず、目標に向かう人を今も鼓舞し続ける。

2011-04-23 Hard Rock Trackbacks::0 Comments::0

イングヴェイ・マルムスティーン - ファー・ビヨンド・ザ・サン (Yngwie Malmsteen - Far Beyond The Sun)

よ~し、次はこれを聴け!

アーティスト: ファー・ビヨンド・ザ・サン (Far Beyond The Sun)
タイトル: イングヴェイ・マルムスティーン (Yngwie Malmsteen)
Far Beyond the Sun - Rising Force

前回のバッハでの投稿は大自然の摂理にまで言及してしまい、我ながら力が入ってしまった。しかし今回もその勢いを失わないよう、バッハから強い影響を受けたハードロック・ギタリストを紹介する。

イングヴェイ・マルムスティーンである。

はじめて名前を聞く人にとっては覚えにくい名前かもしれないが、ロック界でギターヒーローを語る時に彼の名を避けて通ることはあり得ない。特に 70~90年にかけて色々な革新的ロックギタリストが登場したが、その中でも他を圧倒して別格的にインパクトを与えた一人であるイングヴェイ。私にとっても衝撃的な存在だったので、いつかここで語りたいと思っていた。

イングヴェイ最大の功績は、ハードロックで「速弾き」という概念を確立したことである。速弾きとは、文字通り細かく刻まれた音符のフレーズを速く弾くことを指す。それがあまりに高速になった時、一音一音ずつを個別に聴きとることができなくなり、全体感を持った「ストリーム」を浴びるような効果を生み出す。特にイングヴェイは「左手系」の奏法(ハンマリング・プリングやタッピング)に頼らず「右手系」の奏法(オルタネイトやスイープなどのピッキング)による正確無比な超高速演奏を実現し、世間を驚愕させた。これにより、滑らかではなく粒の揃ったような音の効果になるのだが、かなりの演奏テクニックを要するのでプロのギタリストとはいえ誰にでもできるものではない。(上記、タッピングのことを右手を使うにも関わらず「左手系」と呼んでしまったが、要は左手側にあるフレット上で音を出すという意味で分類した。)

で、イングヴェイの魅力はこうした速弾きの表現力に加え、それを駆使した「激情的」な音楽性にある。クラシックから影響を受けた叙情的なメロディや曲展開、「ハーモニックマイナー」というメランコリックな音階の多用、フロントピックアップに設定にしたストラトギターをマーシャルのアンプにつないで作られる「泣き」のトーン、チョーキングなどの長い音符と速いパッセージの緩急技、といったベースの上に、ギターを寵愛するかのように孤高にひたすら「弾きまくる」スタイルがイングヴェイ音楽である。

音楽系譜上は、このブログで既に紹介したバッハやリッチーブラックモアとの関連が深い。ちょうど前回紹介したバッハのブランデンブルグ協奏曲でのチェンバロにもそれが見てとれる。ただし、このチェンバロがバイオリンやフルートなど他楽器との共存を感じさせたのに対し、イングヴェイには基本的に共存繁栄的な雰囲気はなく、最初から最後まで筋金入りの唯我独尊の演奏を展開する。言い換えると、その自己陶酔ぶりが音楽という形で表出したのがイングヴェイという存在とも言える。また、このブログで過去に2度紹介した様式美ギタリスト・リッチーブラックモアからの影響も測り知れない。音楽的にもキャラ的にもリッチーの自然的延長であり、音楽的次世代バージョンがこのイングヴェイであったと極論しておく。

今回紹介する曲「ファー・ビヨンド・ザ・サン」は、1984 年にイングヴェイがソロとして初めて発表した「ライジングフォース」というアルバムに入っている曲。この原曲もいいし、新日本フィルハーモニーとコラボのコンサートで演奏したバージョンもよい。映画を観るような冒険ストーリー的な展開を、彼のトレードマークである孤高の速弾きと激情的音楽性をもって聴かせる。

何かに立ち向かう時、自らを奮い立たせるのに向いた曲だ。



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2011-03-22 Hard Rock Trackbacks::0 Comments::0

ディープ・パープル - ハイウェイ・スター (Deep Purple - Highway Star)

よ~し、次はこれを聴け!

アーティスト: ディープ・パープル (Deep Purple)
タイトル: ハイウェイ・スター (Highway Star)
The Very Best of Deep Purple - Deep Purple

少し前(今も?)、歴女(れきじょ)というのがあった。
大げさかもしれないが、このブームは人類の歴史を辿ることにより自己を再発見したいという意志ではなかっただろうか。

私も、音楽の歴史の中で過去の名曲にあたるのが好きだ。
ルーツを辿るのは楽しいし、過去にヒットした曲は一度に多くの人を感動させたことが歴史上証明されているので、今だけ宣伝されているようなヘタな新作よりも当たり外れが少なく効率的なのだ。(もちろん良い新作もたくさんありますが)

というわけで、当ブログでも結構昔の曲を紹介している。以前は「泣きのギターを聴け!」としてレインボーの曲を紹介したことがあった。

今回登場するディープパープルは、ロックの系譜で言えばそのレインボーから見て直系の先輩バンドであり、ハードロックの概念そのものを打ち立てた伝説的グループである。(レインボーは、ディープパープルのギタリスト、リッチー・ブラックモアがスピンアウトして結成したバンドであった。)

イアン・ギランの高音で力強いボーカル、リッチー・ブラックモアの歪んだトーンのフェンダーギターとマーシャルアンプ、ジョン・ロードのハモンドオルガン、ロジャー・グローバーとイアン・ペイスの「ハードだがヘヴィではない」絶妙なリズムセクション。これらは全てディープパープルというバンドを定義するのに不可欠な強い個性でもあると同時に、ハードロックというジャンルの代名詞ですらある。レインボーに限らず、現在でもハードロックという領域では特にディープパープルの影を避けては通れず、多かれ少なかれ、直接的にせよ間接的にせよ、みなディープパープルの影響を受けて育ったと言える。

このように、ディープパープルがミュージックシーンに与えたインパクトは計り知れないのだ。
たまに京都や鎌倉で歴史を散策するならば、たまにはディープパープルで音楽のルーツを散策するのもどうだろうか。

この曲ハイウェイ・スターはディープパープルの数々の名曲の中でも輝く堂々の代表曲。
8分音符をザクザク刻む王道のバッキング。ギランの "I love her! "というシャウト。ハモンドオルガンのドラマ的ソロ。

そして、2コーラス目の "I'm a Highway Star" の後のリッチーのギターソロを聴け。
ツインギターでのハモリが計算通り絡んで絡み続けた末、クライマックスに達して速弾きフレーズがギンギンに爆裂。
これが世界中のギターキッズをインスパイアし、日本武道館を満員にし、観客の拳を振り上げさせたのだ。



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2011-03-09 Hard Rock Trackbacks::0 Comments::2

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