The Beatles / Paul McCartney - Can’t Buy Me Love

ポール・マッカートニーが来日!

ビートルズ時代から数々のヒット曲を飛ばし続けている、あの稀代のメロディメーカー・ポールである。
将来はベートーベン、レオナルドダヴィンチ、聖徳太子などとも並んで称せられるであろう「歴史上の人物」クラスの男が、ヘフナーベースのネックを右手に、愛嬌たっぷりの「オッス!」というベタな日本語ギャグで我々庶民の目線に再降臨してくださったのである。

クリエーターというものは、自分の「外部」に創造のヒントを得るのが得意な人が多い。藤子不二雄F先生は、A先生と切磋琢磨しながら、起き上がりこぼしを見て「ドラえもん」を創造。アンディ・ウォーホルは近代工業の画一観を見てポップアートの世界を創造。多くのミュージシャンは「影響を受けたアーティスト」がいたり、自分の「外部」から何らかの音楽的・非音楽的なモノを調達し、見聴きした上で自分の音楽を作っている。

今我々が15歳だとして、「ジョン・レノンとバンドを組め」と言われたらどうだろうか。
「この近所の兄ちゃん、スゲェ!」って思いながらやる感じ?
そういう相手も「このポールっていう奴を入れてみたけど、なかなかやるな・・・(汗)」みたいな。
互いにアセりながら、世界最高の教材とは知らずに与え合い、猛烈に音楽にのめりこんだ「レノン=マッカートニー」。

でも、さらにあれだけの名曲の数々を作ってきた要因はそれだけではないはず。
スタジオにずっといても、どこにいてもポール「内部」の音楽製造エンジンは止まらずに、素晴らしい曲をドンドン生み続けてきた。
OUT THERE 来日に際しては、ここまで継続的に圧倒的なアウトプットをしてきたポール自身に最大級の賛辞を送りたい。

さて、ここでポールの曲を一曲選ばないとアカンの?
そんなん無理無理。
なので、比較的ランダムに、今日の風・気分任せに、何となく選んでみたい。

これを聴け!

アーティスト: The Beatles (ビートルズ) / Paul McCartney (ポール・マッカートニー)
タイトル: Can’t Buy Me Love (キャント・バイ・ミー・ラブ)

1964年のビルボードの週間チャートで1位~5位をビートルズの曲が独占した絶頂期に、1位だったこの曲。
共作ですが、ポール色が強い曲でしょうか。
で、武道館公演の1曲目に、これ持ってきたかとニンマリ。
高額なチケットを買えなかったのか武道館には入れず、当日は武道館の外にかすかに漏れる音を聴いた者たちが1000人ほどいたとのこと。
その下々の者たちの中に、おとぎくも混じっていた。当然、拍手の代わりに宝石を鳴らすこともできずに。。。
そこに一発「Money can’t buy me love」と来たのでスカっとした!
普通にチケットを入手して中で見た方々は、もちろん正しい方法でコンサートを観ているわけで、外の人よりも楽しめたとは思いますけどね。
しかし、風吹く中に立って聴いていた者の肌感覚として、ここは素晴らしいオープニング選曲だと思った。

もう一つ、この日はとても嬉しいこともあった。その話はまたのお楽しみに・・・。
Thank you Paul!

2015-05-23 Beatles Trackbacks::0 Comments::0

ビートルズ - リアル・ラブ (The Beatles - Real Love)

これを聴け!

アーティスト: ビートルズ (The Beatles)
タイトル: リアル・ラブ (Real Love)

なぜかこの曲を紹介したくなった。

ビートルズの解散後、1979-1980年頃ジョンレノンが6回ほど録音していた曲。当時ドキュメンタリー「イマジン」のサウンドトラックには使われていた曲だったが、1995年にオノ・ヨーコからジョンのテープを託された他のビートル3人が重ね録音してその翌年にビートルズ名義のシングルとしてリリースされた。

「レノン亡き後のビートルズ」という、時空を越えた再結成の本物感に賛否両論はあるのかもしれないが、ここに論は必要なし。あくまで曲自体に耳を傾けてみると、どっしりした「ビートルズらしい」バラード風に仕上げられている。

ミドルテンポにジョンがかすんだようなボーカルで歌う「真実の愛」。あどけない希望が口ずさみやすいメロディで語られる。そこにポール・マッカートニーが控えめなコーラスで同調し、ジョージ・ハリスンが雄弁なスライド・ギターで応え、リンゴ・スターが全体を支える。とても美しい素材を贅沢に料理した渾身の一曲だ。



にほんブログ村 音楽ブログへ 人気ブログランキングへ

2011-03-25 Beatles Trackbacks::0 Comments::0

ビートルズ - ラブ・ミー・ドゥ (Beatles - Love Me Do)

さて、このたびビートルズ全曲紹介サイトを立ち上げました。

ビートルズこそ全て - BeatlesAll.com

全曲を詳細に解説しているというよりは、
かなりゆる~いビートルズ感想集のようなものです。
感想掲載に興味のある人はご一報ください。

というわけで、これを聴け!

アーティスト:ビートルズ
タイトル:ラブ・ミー・ドゥ (Love Me Do)
Please Please Me - The Beatles

以下、BeatlesAll からの抜粋。

"ビートルズのシングルデビュー曲。
いや、「ビートルズ」という大きな物語がはじまる瞬間のビッグバンであり、文化遺産でもある。
私も含めデビュー当時の衝撃を同じ時代に経験していない人は「知らない歴史」としての目線を送るしかないのだが、その貴重な誕生に対しあらためて祝うような気持ちで、心して聴こう。
そうすれば、この曲のことがもっと好きになれる。"


2011-03-07 Beatles Trackbacks::0 Comments::0

Let It Be - Beatles

オネスティで絶頂に達しましたか? よ~し、次はこれを聴け!

アーティスト:レットイットビー (Let It Be)
タイトル: ビートルズ (The Beatles)

さて、そろそろビートルズを登場させておきたい。ビートルズは多くの人と同様、私にとっても特別な存在である。言わずとしれた名曲が並び、今後もいろいろ取り上げることが予想される中で、何を一発目に持ってくるか、まじめに考えると結構悩ましい。その中で、個人的にもとてもインパクトの高く、代表曲中の代表曲として紹介されている Let It Be を挙げる。この曲は本当に何回も何回も聴きこんだ。個人的な刺さりポイントはサビの「レリビー、レリビー!(音階的には単純なミレド~、ミソラ~!)」の2回目の「ビー!(ラー!)」の部分だった。ポールの歌い方はもちろんのこと、イントロのピアノもよし、中間部のギターソロ(とその後のピアノ)もバッチリ。もし宇宙人がいて、彼らも同じ12音階を使うのであれば、地球にはこんな曲があるんだぞと自慢できると思う。この曲が世の中に存在すること自体に感謝せねばならないという畏怖の念さえ抱く。そう、一礼させていただきます。ぺこり。






2011-03-01 Beatles Trackbacks::0 Comments::0

| これを聴け! おとぎくの音楽談義TOP |

| このページの上へ |