坂本龍一 - 美貌の青空

坂本龍一を聴け!

いや、実はおとぎくは昔から積極的に聴いてはいなかった。

一つには、難解なイメージがあったからかもしれない。「教授」と呼ばれていて難しい表情が多いように見えた。過去に話題になった作品でも、例えば忌野清志郎とコラボした「い・け・な・いルージュマジック」のパフォーマンスは当時の若いおとぎくにはシュール過ぎた。YMO 最大のヒット曲「君に、胸キュン。」もどうもピンと来ていなかった。「戦場のメリークリスマス」も曲自体はいいとは思ったものの、立派でカッコ良すぎる映画なので自分にとって遠い存在のように思っていた。どちらかというと吉本興業好きだったため、映画で共演していたビートたけしよりも明石家さんまの方に目が向いていたこともあったのかもしれない。

というわけで、坂本龍一の音楽にはあまり積極的な縁がなかった。
この曲に出会うまでは。

アーティスト: 坂本龍一
タイトル: 美貌の青空

数年前、東京ブルーノートにジム・ホールというジャズギタリストを観に行ったところ、この曲をカバー演奏していた。
その時初めて聴いたメロディラインはシンプルで抑えたものなのに、なぜかとても心を打った。
さすが世界のサカモトやね~と意識したのはこれが最初だったと思う。

最近、坂本龍一の「音楽は自由にする」いう本を読んだ。
生まれてから2009年ごろまでの自叙伝的な内容だ。音楽的なエピソードもさることながら、本人の人間らしさとか考えの根底にあるもの、その変化などが垣間見れて面白い。遠そうに思いがちな坂本教授のことを少しだけ近く感じることができる本だ。

これからも少しずつ聴いていくのが楽しみだ。


2011-05-26 Japanese Trackbacks::0 Comments::0

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