大賀さん、安らかに (チャイコフスキー - 弦楽セレナーデ)

ソニーの元会長、大賀典雄さんが亡くなった。

映像、音楽、ゲームなど、エンタテイメント界で多大な足跡を残された方だが、このブログでは音楽について主に書いておく。

ハード面では何といってもオーディオのデジタル化。プチプチというノイズが入ったアナログレコードをみんな聴いていた時代、CD を普及させた。

ソフト面でも、日本の会社としてアメリカのレコード会社や映画スタジオを買収した。キャンディーズも山口百恵も松田聖子もドリカムも、みんなソニー系列のレーベルから生まれた。

経営者としては、優秀で個性的なソニーの社員に対してトップとして強いリーダシップを発揮し、ソニーを世界で有数のブランド企業に育て上げた。単なる技術開発に満足せず、技術が最終製品としてどのように生かされるのかをユーザ目線で常に問いかけていたように思う。

音楽家としても、バリトンのプロ歌手として、指揮者として、日本音楽芸術振興会の理事として精力的に活動された。音楽に対する貢献度・影響度は計り知れない。

そんな大賀さんが世の中にもういない。
とても悲しい、残念な気分だ。

ここは小さなブログではあるが、ささやかにこの曲で送り出したい。
大賀さん、これを聴いてください!

アーティスト: チャイコフスキー
タイトル: 弦楽セレナーデ

ベートーベンの第九と迷ったが、この楽曲を選択。

指揮者のカラヤンとの親交が深かった大賀さん。
今日はそのカラヤンの弦楽セレナーデをレンタルして聴いた。

絶品である。元々好きな楽曲だったのだが、この演奏は特に気に入ってしまった。
厚みのあるバイオリンの音色が、うちの安物のスピーカーでも美しく響いている。

いまごろ天国でソニーの創業者である井深さん、盛田さんや親友のカラヤンなどと音楽談義してるかもしれない。

エンタテイメントへのご尽力ありがとうございました。
ご冥福を心よりお祈りします。


2011-04-24 Classic Trackbacks::0 Comments::0

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